こんな暑い日にはArrosticini(アロスティッチーニ)が食べたい

こんな暑い日にはArrosticini(アロスティッチーニ)が食べたい
炭火で焼いた焼き鳥ならぬ【焼き羊】
アブルッツォの串焼き料理として名を馳せており、専用の四角く切るCUBOと言われる調理器具がある
調理器具好きの私としては押さえておないといけない調理器具の一角だったので、現地に買いにいきました
なかなか売っておらず、週末に開催されるマーケットにてようやく発見
アロスティッチーニは専用の焼き台があり、人それぞれこだわりが物すごくあるようでした
私にアロスティッチーニの焼き方を教えてくれたマルコは、羊の脂と赤身のバランスをよく考えて、香ばしく焼いて欲しいとの事でした
羊の脂が溶け出して、炭に当たり煙になる
食材そのもの自身の脂で煙を出して、自身の煙で燻煙効果を得る
まさに素材を楽しむと言った見た目はシンプルだけど、こだわりが詰まった逸品
この手の考え方は大好物です
Arrosticiniはアブルッツォ州の方言でrustellまたはrustelleとも呼ばれています
アペニン山脈の特にアブルッツォ州の典型的な料理です
第二次世界大戦以降に広まった料理と言われています
起源は、2人の羊飼いによって発明されたという伝説があります
彼らの食べ物を無駄にしないように古い羊の肉を細かく切ったのが始まりとの事
エリアによっては、内蔵とローリエが入ったタイプや、玉ねぎ入りのタイプを見かけました
アブルッツォ風BBQともいえる夏に外でワイワイやりたくなる料理

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