三間飛車を信じてのんびり一途にひたすらに打ち続ける事3年間ついに念願の将棋2段になりました
私が使うのは攻撃的な三間飛車の石田流
石田検校なる江戸時代の棋士が考案した戦法で、奇襲戦法です
現代になるまでに幾度となく磨かれて様々な形に分かれた石田流
相手が対応を知らないと速攻でとんでもない事になってしまう突破力はありますが、いわゆる対応策を講じられるとすぐに大ピンチになってしまう欠点も
そんな危うい一か八か的な戦法ゆえに勝率は全然あがりませんでした
ハメ手や禁じ手と言われる【超攻撃特化方】の戦法とも言われる魅力に取り憑かれて使いこなせず負けまくりました
しかし、ある時大概崩されるポイントが同じ局面にある事に気がつきます
何パターンも何パターンもやるうちに、何か見えてくる事がありました
負け筋が見えるようになるのです
負けすぎた怪我の功名
対策として、事前にそうならないようにと考えていくと一手前、一手前と負け筋をよけるようになっていきます
そうなってくると最初の数手で勝てるか、勝てないかなんとく感じるようになってきました
奇襲戦法とはまさに最初が肝心という事に本当の意味で気が付いてからは、連勝が続きなんと最高32連勝
結局4段の方とあたりなにもできずにあっさり負けてしまい連勝記録はとまりましたが(笑)
ただ、同じ戦法をひたすら打ち続ける事で、江戸時代の棋士である石田検校の想うことが伝わったような感覚を得る事ができました
将棋を通してタイムリープしたみたいな感覚です
江戸時代に言ってあれこれ質問攻めにしたい気分です
将棋の戦法を読み解く事で、その時代を生きてきた偉人の頭の中が見えてくるような気がします
この感覚は時代を旅しているような不思議な感覚です
将棋能共有したい(笑)