5月15日
19時30分頃
bioVioを囲んでのメーカーズディナーのお知らせです
まだ、価格や正確な時間等は決めている段階ですが、参加者の募集をさせていただきます
立食のパーティーとなります
当日は、Vino Hayashiさんから林基就氏も来日予定となります
ALBENGA駅から車で10分のところにある
BASTIAという街の
AZIENDA BIO VIOに訪問してきました
一泊二日の滞在です
ワイナリーに泊まらせていただきました
5星クラスの設備に早速感動
なんと厨房付き
こちらのワイナリーのヴェルメンティーノを使った
一本に感動して、どうしても行きたかったワイナリー
とてつもなく綺麗で、楽しい姉妹にワイナリーの説明をしていただきました
アルバの大学でワインの勉強を積んだ実力派
彼女達の説明によると
リグーリア州のワイナリーの特徴は基本的に小さく、家族経営が多いそうです
ワインはビジネスにしないで、家族や友達の為に造ることが多かったそう
BIO VIOは元々、代々農民だったそうです
最近になってこの素晴らしいワインを輸出する事を考えたそうです
海も近く、風通しのよい畑
見晴らしのよい丘の上にある環境
BASTIAが詰まったエリアです
そんな畑から造られる
ヴェルメンティーノ
ピガート
ロッセーゼ
ガラナッチャ
その土地を大切に思うbioVio
その土地の味を活かすためにワインはステンレスタンクにて造っているそう
樽を使うと、土地の個性が死んでしまうという考え方
けして樽を否定しているわけではありません ”考え方”の違いですね
ピュアでクリアでシンプルな物造りこそ、とても難しいと思います
引き算の考え方ですね
その土地の文化を色濃く残そうとするエネルギーを注入されました
また、BIO VIOではワイン以外にも、オリーブオイルを造っています
こちらもまた、土地の味を象徴したオリーブを使っています
日本でも有名になってきた”taggiasca”オリーブです
こちらのオリーブの樹がbioVioをはじめBASTIAの街にはたくさんあります
どこを歩いてもオリーブ、オリーブ、オリーブ‼︎ taggiascaを使うと、デリケートなオリーブオイルができるそうです
海も近く、山にあるたも香りが高いオリーブオイルができるそう
まさに土地の味
BIO VIOのマンマに、バターではなくオリーブオイルがここの味‼︎と熱いオリーブ愛を教えてもらいました
また、BASTIAは海が近くミネラルを多く含んだ食材が多いです
食材事態にミネラルが多い為、料理を作る際には
”塩”の使い方に気をつけてとマンマに教えてもらいました
その街、その街ならではの”塩”加減
郷土料理を生業とする上で、最も気をつけなければいけないポイントだと私は想います
ただ”美味しい”だけの一定の”塩”加減だけでは
その土地の”味”を郷土料理として表現してはいけないと私は考えています
伝統は受け継がれてこそ
伝統
伝えるための”魅せ方”は工夫していかないと
伝統は廃れますが
変えてはいけないところは守らないといけませんね
イタリアの味を守るためにも”ミネラル”の使い方は考えないといけませんね
ちなみにタジャスカオリーブは20キロのオリーブから2リットルしか造れません
本当に大変な作業だけれど土地の味を守るために大事な事だといっていました
また、BASTIAでは
結婚式の時には
美味しいピガートと
美味しいタジャスカのオリーブオイルが
必需品とのこと
土地を愛する完全なサイクルの形成に感服いたしました
bioVioはこのあたりでもはじめにビオを導入したワイナリー
BASTIAの先駆者であり、守護者とも言えるワイナリー
詳細はまた次回小出しスタイルで
BASTIAの突っ込んだ情報をお届けいたします
夜はsagraにもいきました
sagraの情報もお楽しみに
みなさんもぜひ訪問してみてください
BASTIAは歩いても回れる小さな街です
とても素晴らしい街です
陽気で気さくなイタリア人と触れ合えます
また、イタリア特有の詐欺やスリをするような人は一人もいませんでした ”地方の街”足を延ばす価値ありです