【房総ジビエコンテストに向けての生産者さん訪問シリーズ】





 

・山武の海の塩

10代後半から20代前半にかけて、夏になれば毎週のように海に出かけてマリンスポーツを楽しませてもらっていた海で、なんと伝統的な塩造りが行われているという事を知って鳥肌が立ちました

この記事を読んでいる四街道市民の同級生の皆さん

あの海です

千葉県は、海あり、山あり、平野ありの豊かな自然環境です

お一人で伝統的な塩造りを守っている姿に感銘を受けました

馴染み深き海の想いを発表できるなんて、喜ぶもひとしお

ご塩ですね

写真の塩は、超希少トレミー塩
薪で炊き上げる塩のなせる技

コンテスト後に詳しくご紹介させていただきます

http://sammu-sea-salt.com/flow.html

下記【山武の海の塩】さんホームページ参照

塩づくりSALT MAKING

よみがえった伝統、手作り自然塩。千葉県山武市・九十九里海岸の美しい海から、潮汐を見極めて汲み上げた海水はカルシウムがとても豊富。機械を使わず昔ながらの製法である流下式採鹹、平釜天日干しの方法で、伝統を守って作っています。
自然塩の持つ甘みと旨味が、素材の味を生かします。

九十九里浜は、房総半島東岸にある刑部岬(旭市飯岡)から太東崎(いすみ市太東)まで5市4町1村にまたがる約66kmの
砂浜であり、日本の白砂青松(はくしゃせいしょう)100選と日本の渚百選に選定されています風公明媚な海岸です。

「流下式採鹹」という、機械を使わない昔ながらの製法で伝統を守って作っています。
九十九里海岸の美しい海から海水を汲み上げます。カルシウムがとても豊富で、自然塩の持つ甘みと旨味が素材の味を生かします。
塩づくり工程SALT MAKING PROCEDURES

海水をくむ

潮汐を見極め、澄んでいる場所を選んで、海から海水をくみ上げます。
バケツ2個を天秤棒で担いで運びます。
海水をくむ
流下式採鹹(さいかん)

汲み上げてきた海水を網にかけ濃縮させていきます。栄養豊かな海水が、太陽と風の恩恵を受けて、徐々に濃度を上げ、潮の香りとうま味をおびていきます。
流下式採鹹(さいかん)
平窯濃縮作業(煎熬)

2の鹹水(かんすい:濃度が濃くなった海水)を平釜に移し、薪を焚いてゆっくり水分を蒸発させます。この時に灰汁(あく)を丁寧に取ります。
平窯濃縮作業(煎熬)
塩採取

平釜で煮詰めること、およそ3日。
次第に塩の結晶があらわれます。
結晶になった塩をすくっていきます。
塩採取
天日干し

余計な水分を飛ばします。
必要な時は、別の釜で熱を加えます。
美味しい塩のできあがりです。
天日干し

塩のおはなしABOUT SALT

塩の使い道はほとんどが工業用、食用は13%
日本で使われている塩で食べものになる塩は、ほんの13%。残りは工業用として使われているようです。

なぜ、海水は「しょっぱい」のでしょうか?
海は地球が誕生して6億年くらい後にできました。今から40億年ほど前の事です。当時は地面から噴き出る火山ガスや水蒸気、これが地表で冷えて雨になり、低い場所にたまって海になったようです。この雨は塩素を含んだ酸性雨で、岩の中から
ナトリウムなどの成分を溶かしました。塩の成分は塩素とナトリウムで海ができた時から塩が含まれていたようです。

「塩」は命のみなもと
私たちの体は細胞がおよそ60兆個でできています。細胞は塩水に包まれていないと生きていくことができません。人間の体は
体重の約60%が水分で、その3分の2が細胞の中にあり、残り3分の1は細胞の外にあります。その細胞の外にある水分が
「体液」といい、血液もそのひとつです。塩はおもにこの体液に溶けており細胞を守っています。

地域の学校給食にも山武の海の塩が使われています。
⼭武市内の幼稚園・⼩学校・中学校を始め、隣接する東⾦市の東⼩学校など近隣の⼩学校でも、⼭武の海の塩を使った
給⾷メニューが作られています。また、地元・⼭武の海から作られたこの塩を通して、地産地消の考え⽅が地域の未来を
担う⼦ども達にも教えられています。

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三軒茶屋のイタリア郷土料理店ペペロッソ
Ristorante regionale italiano “PEPE ROSSO” 
https://www.peperosso.co.jp/

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「SHOP ITALIA ~あなたが知らないイタリアここにあります」にてイタリアについて執筆させていただいております
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